2014年12月17日

今年のクリスマスはシュトーレンで!

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2014年も残り少なくなり、冬本番のお天気になりました

高知県も雪がちらついているほど、全国的に大寒波に見舞われていますね

皆様の地域ではいかがですか?

どうぞ雪道の往来や急激な寒さのなか、お体にはお気をつけて!




さて雪といえば「ホワイト・クリスマス」

高知ではめったにありませんが、クリスマスの夜に雪がふるのはロマンチックですね・・・




今年のクリスマスのご用意はできていますか?

クリスマスの焼き菓子「シュトーレン」は、すっかり日本でも定番になりました




フランスの名店ジョエル・ロブションのパン屋さんLE PAIN de Joel Robuchon

今年のシュトーレンは和紙の包装紙に包まれています

淡雪のようにも見えるしなやかな和紙、これもモリサの土佐和紙です




まだシュトーレンを食べたことがない、という方も

毎年買っています、という方も 

和三盆でコーティングされた絶妙なおいしさをぜひどうぞ!



この和紙についてのお問合せは土佐和紙のLadyRisa






posted by オーナロ at 11:21| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ここで使われています! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月29日

「和紙:日本の手漉和紙技術」ユネスコ無形文化遺産登録

このほど「和紙:日本の手漉和紙技術」がユネスコの無形文化遺産に登録されました

日本全国にひろがる和紙の産地の中でも、
島根県の石州半紙・岐阜県の本美濃紙・埼玉、山梨両県の細川紙
3つの代表的な和紙産地の製造方法や環境・文化が認められました

素晴らしいことですね!

「原料に「楮(こうぞ)」のみを用いる等、
伝統的な製法による手漉和紙の製作技術を、
伝統的工芸技術として提案」された、ということです


おめでとうございます!

同じ産業で働く私たちにとっても大きな励みになりました

わし.JPG




そこで、高知県内の方々、それ以外の方からもよく聞かれることは・・・

「なぜ土佐和紙は選ばれなかったのですかね?」ということ

これはたぶん「土佐」だけでなく伝統ある「越前和紙」をはじめとする
日本中の和紙の産地の方々、その周辺の方が「???」と思っている点だと思います


そこで私なりにさまざまな方々にお話を伺ったり、調べたところ、
大きな違いは和紙の製造にかかわる環境・コミュニティの成り立ちではないかな?
特に組織的な事業継承のしくみができていることが大きな決め手になったようです


原料生産から和紙製造にいたるまで
多くの住民が関わっていることや

技術の継承に家族間、保持団体、地方自治体の3者が関わっていること

和紙作りに直接・あるいは間接的にかかわるコミュニティが形成されていて
社会的な結びつきがはぐくまれていること・・・など



確かに土佐和紙の産地は、主に仁淀川をはさむ、
いの町・土佐市ですが、ほとんどの人が和紙作りに関わっているか、
また和紙を使う文化を継承する働きが継続的に行われているか、
というと、???というのが率直な感想です



明治時代にはじめて産業統計分類で「和紙」という言葉が出て来たと聞いています

文明開化で登場した西洋の「洋紙」に対して、
伝統的な日本の紙を「和紙」と名付けるまでは、
日本では「和紙」が一般的な「紙」だったのです


そして流通の発達していなかった中世期においては、
およそ日本中のあらゆる町や村=消費される生活圏の
ごく近い場所で和紙=紙が作られていました

日本全国に和紙の産地があったのですね!



「洋紙」の台頭で一時は大きく衰退した「和紙」


日本中にあった産地の中でも比較的特色のある紙を持つ産地や
改良・機械化のすすんだ産地、大消費地に近い産地などが
残っていったと考えられています




「土佐」も今回登録された産地と同様に1000年ほど昔から
紙漉きが盛んであったことが、「延喜式」に記されています

中でも「土佐」は和紙の主な原料である「楮(こうぞ)」の大生産地でした
(1980年代には日本一の生産量だったということです)



そして大きな改革・改良が進み、
一時は謄写紙=コッピ―紙をドイツなどに輸出する大産地として
機械化が進んだ土佐=高知県の和紙産業



私たちの製造工程も日本固有の「流し漉き」という技術を
連続的に可能にした機械抄きの製法で、和紙を漉いています


もちろん楮100%の紙や「三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」を使った紙も、機械で製造が可能です

原料も「楮(こうぞ)」以外のものを時代にあわせて使い分け、
破れにくい紙や熱融着できる紙、薄い紙、貼り合わせ紙、
フィルムと合わせたり「洋紙」に貼ったり、印刷したり、さまざまニーズに対応しています


昔ながらの原料や製造法だけにこだわらずに
どんどん革新的な製品や製法を作り出していった・・・

先取りの気風が強い高知県ならではの「進化」のように思われます



これからの世の中、生活に「和紙」はどのように貢献できるでしょうか?
いや貢献できないと和紙はただの工芸品・美術品になってしまいます

生活の中で使っていただけてこそ「紙の本領」です

世界中の生活のなかに日本で作られた紙がある・・・

それを目指して頑張りましょう


土佐和紙の商品については土佐和紙のLadyRisaへお問い合わせください











posted by オーナロ at 17:31| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 土佐和紙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月11日

和紙を雑貨の包装にもいかがでしょう

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四国には色んな名産品がありますが、中でも有名なものは「今治タオル」

タオルと言えば、昔からご挨拶には欠かせない品ですが、
「今治タオル」はその吸収力のすばらしさで、
ニッポンの優れた技術を代表する品目となり、高級ギフトの代名詞です

佐藤可士和さんが手がけたトレードマークもすっかり認知され、
表参道をはじめ日本のあらゆるところに「今治タオルショップ」がありますね

クレシェンド様もその今治タオルを代表するメーカーのひとつ

ギフトに最適なデザイン性のすぐれたタオルを提供されています

このタオルにそっと寄り添っている紙も土佐和紙(渦巻レース/白)です
シンプルなタオルを引き立てる役割を頂いています

ステキですね!

この和紙のお問わせは、土佐和紙のLadyRisaまで




posted by オーナロ at 09:00| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ここで使われています! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月15日

和風もかわいいコスメのバッグ

私事ではありますが・・・10月の連休に東京へ

仕事ではなく完全プライベートはめったにないこと

今回は「ベタに」東京を楽しもうということで観光名所をたくさん巡りました



中でも「今ごろ?」といわれそうなソラマチめぐりは、思った以上に楽しめました

墨田区近郊で今も現役バリバリの江戸工芸品や

すばらしい技術力を持ったさまざまなものづくり

それらを一堂に集めた発信拠点があるのですね!?





そしてお土産にはこと欠かないたくさんの食や雑貨のお店

ふと立ち寄ったお店に「あらま!!うちの紙」と見つけたのが「まかないコスメ」



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このハンドクリームとハンカチのはいった袋の下にそっと寄り添っているのが

「麻の葉」もようのモリサの紙です



まかないコスメのちょっと和風でかわいい感じと

とても合っているように感じます



最近はコスメ関係からのお問合せも増えてきました

「コスメ」というと「和」と最も遠い場所にいるモノのように思えますが・・・

ホテルのアメニティ(シャンプー・石けん・化粧品など)は

外国の方が最初に出会う「和のおもてなし」なのかも知れません





「和」と「かわいい」がキーワードの製品を

みなさんがお探しになっているのかもしれませんね




みなさまの商品づくりの小さなサポートを目指しています
和紙の包装についてのお問合せは土佐和紙のLadyRisa


posted by オーナロ at 10:00| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ここで使われています! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月18日

ルミネ横浜でモリサの紙を販売します!

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10/2(木)から10/5(日)の4日間はルミネ横浜へいらっしゃーーーい!!




「ここからこころから」Japan Insrired LUMINE

ココルミネが贈る日本全国ものづくりマーケット

土佐のいいものを集めた「TOSAマーケット」が開催されます




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ルミネ横浜2Fのイベントスペースで行われる

日本全国ものづくりマーケット」の第1弾が土佐(TOSA)





モリサの土佐和紙グッズや、こころくるむの和紙ラッピングキット、


戸田商行さんの天然緩衝材(パッキン)木毛(もくもう・モクメンともいう)、


三彩さんの紙の進化系・不織布のマスクや汗拭きシート「りぐる」シリーズ、


四国で唯一のイ草農家が残る土佐市のイ草グッズなど、


関東ではふだん買えないものばかり、しかも天然由来の商品を集めて販売します



わくわく・ドキドキ・・・



神奈川をはじめ、関東地区のお客様にご披露の時がやってきました



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しかも!!


「モリサ × 貴和製作所」の和紙でつくるピアス・イヤリング

「モリサ × ココロクルム」の金封や和紙のちょうちょ作り

「三彩・りぐる」や「戸田商行・モクメン」の使い方もレクチャー

ワークショップにぜひご参加ください!


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会期中は「モクメン屋の美人おかみ」こと戸田商行の戸田実知子さんや

和紙のラッピング・クラフト作家の「ココロクルム」の田原あけみさんが常駐します

ほかにも日替わりで、ぞくぞくと高知のメンバーが会場入りの予定!!



詳しくは、ルミネ横浜店(TEL 045-453-3511)までお問い合わせください




モリサの出品商品については後日ご案内いたします!

株式会社モリサ(088-852-1177:担当おおなろまで)



posted by オーナロ at 14:22| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | ニュースリリース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月11日

夏休みのお知らせ

残暑お見舞い申し上げます



今年の夏は雨が多い夏ですね~皆様のところはいかがですか?


台風もやっとこさ通り抜けて、よさこいの夏がやってきました!



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8/10 カーニバル状態の上町競演場の様子です



特に大きな被害もなく無事にこの時季まできました

モリサ土佐和紙のLadyRisaは、工場・実店舗ともに

8/13~8/17までが夏休みです



WEBは365日24時間営業中ですが

お問合せ や この期間中のご注文の発送は 

8/18からとなりますのでよろしくお願い申し上げます




店主 敬白






posted by オーナロ at 17:45| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月02日

欧州で受け入れられる「ニッポンのものづくり」とは?

8月です!高知にとっては「よさこい」の夏、台風の夏

バーーッと来てパッと散る

高知県人の気質はこんな環境からきているかも?と思うこのごろ




近づいている2つの台風はちょっと気がかりで

今朝も仁淀川の水はふだんの数倍の水量・濁流でしたが・・・



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さて8月のスタートから、ワクワクするようなミーティングに参加しました






お二人が高知へお越しになり

パリの同ショップでの日本のモノの販売実例や、取組み、

高知のプロダクツの販売の可能性について

お話を伺うことができました




これは、高知県のコンサルティング会社「ModelVillage」

(モデルビレッジ:小松 一之 代表取締役)のお声掛け



高知県の木材(竹材)加工販売を手掛ける「コスモ工房」

欧州視察に参加された小松氏



コスモ工房のみなさんを含め、高知県天然素材研究会の有志が集まり

小規模でしたが、たいへん面白いお話を伺うことができました


DiscoverJapanParis.jpg Paris-2.jpg

≪パリ Discover Japan の店舗のあるあたりは レストランなどが多い地区らしいです≫




お忙しい中、高知まで足を伸ばしていただいた

Discover Japan のお二人



行動力バリッバリで、いつも面白い視点でアドバイスを下さる

Model Village の 小松氏



そして欧州視察で今回のきっかけを作って下さった

コスモ工房 の 青野社長


貴重な場を与えて下さった事に感謝申し上げます 




土佐和紙は欧州で どのように 受け入れてもらえるのか

とても楽しみになってきました!

ラベル:modelvillage 高知県
posted by オーナロ at 09:08| 高知 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 和紙(わし)のお仕事日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月25日

ワシールは東急ハンズ渋谷店でも販売開始されました

6月にNHK「まちかど情報室」で紹介されたガラスに貼る和紙ワシール



全国各地からお問合せをいただき有難うございます



140611-machikado3.JPG


土佐和紙のLadyRisaのWEBサイトでも販売しておりますが

お近くのお店で実物をみてから購入したい、という方も多く・・・





「ネットでみただけでは中々購入しない派」のわたくしも

「そうだよね~~」と納得!

そこで、みなさまのご要望を実現すべく

高知県外で販売していただけるお店を探しておりましたところ・・・



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あの! 東急ハンズ新宿店が6月より販売開始

(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タイムズスクエア2F〜8F TEL:03-3561-3111)

そして 急ハンズ渋谷店でも7月より取り扱いが始まりました!!

(東京都渋谷区宇田川町12-18 TEL:03-5489-5111)



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東京近郊にお住いのみなさま

この夏、旅行で東京に行かれるみなさま

ぜひとも東急ハンズ新宿店・渋谷店にお立ち寄りください


お部屋のガラスにワシールを貼って

しっとりとした和室の雰囲気を楽しんでください








posted by オーナロ at 11:38| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ワシール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月24日

毎日新聞に『tosamono』の取り組みが掲載されました


土佐の者(もの)が作る土佐の物

『tosamono』(トサモノ)のプロジェクトが紹介されました


mainichi0724.JPG


しかもフルカラーページです(涙)


高知デザインプロジェクトtosamonoのいきさつや

お客様からの手ごたえ

そして高知県のモノづくりをどのようにブランド化していくか!

というプロジェクトの意気込みを感じていただけたら、と思います。



6月に東京ビッグサイトで行われたインテリアライフスタイルの様子や

『tosamono』の中の土佐龍・三彩・戸田商行・モリサの各商品

展示会場の臨場感あふれる写真にうれしいやら、恥ずかしいやら。



毎日新聞社高知支局の記者さんの

「高知LOVE」があふれる記事と、感じております

本日の朝刊ですので、お近くの毎日新聞配達所やコンビニで

ぜひご購入ください!





ラベル:tosamono 毎日新聞
posted by オーナロ at 16:14| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | モリサ製品が載りました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月19日

ZUTTOの「日本全国ものづくりMAP」におりがみが載っています

ずっと使いたいモノ、置いてます。でおなじみのZUTTOのWEB通販



日本全国からよりすぐりの工芸品や海外の素敵な雑貨まで

まるで雑誌を見るように楽しいお買い物ができるサイトです



そのZUTTOのなかの「日本全国ものづくりMAP」に

モリサのOriシリーズ(R)おりがみ12色桐箱入が掲載されています



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この折り紙はYoko Ueno Lewisさんのデザインによる

大人のための風合い、色合い

しかも桐箱に入ってギフトにも使える

ちょっとしたお祝いの席や記念式典の贈答にも選ばれています

560-02-1.jpg


モリサの和紙商品の中でもロングセラーの逸品

とびっきりのギフトにぜひどうぞ。

100%高知県産和紙でできています


お問い合わせは ZUTTO または 株式会社モリサ まで






ラベル:ZuTTO
posted by オーナロ at 11:47| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | モリサ製品が載りました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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