2014年07月01日

魅力いっぱいの高知県東部海岸線

6月のとある休日

もう真夏のような気候の高知県

ふらっと高知県東部の海岸を散策しました

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高知県東部の海岸線は高知市から約1時間

岩崎弥太郎の生家のある安芸市まで来ると

南向きの砂浜が続きます



まるで「岬めぐり」の歌のように

車に揺られて岬を回ると、またかなたに岬がみえる



ここが室戸岬か!?と何度もクイズに失敗しながら

国道55号線を高知市から80Kmあまりいくと

やっと本物の室戸岬に巡り合えます



その前にかならず寄るのが「キラメッセ室戸」

室戸のおいしい魚料理や地元の食材、お土産が揃う人気スポット



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海の見えるレストランを出ると海岸におりられます

室戸市中心を抜けて5分ほど車を走らせると

そこは室戸岬町の津呂

かの「土佐日記」の紀貫之が立ち寄ったという

岩盤を掘った古い港が往時を偲ばせます



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室戸と言えば遠洋漁業のメッカとして有名ですが

漁師のみなさんはたいへん信心深いので

津呂のまちなかには大小たくさんの神社が点在しています

中でも大きなのが王子宮で、秋には大きな神輿を揺らして担ぐ祭りがあり

「ちょうーさいや」という男衆の勇壮な掛け声が響きわたります


そしてこの前に立って耳をすますと

どこからか滝のような水の音が聞こえます

神社の奥には滝があるのかも・・・



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かつての切手マニアには懐かしい「国定公園」の響き

日本八景「室戸岬」と書かれた石碑が、ひっそりと岬の突端に現れます

高知には足摺岬(あしずりみさき)と室戸岬(むろとみさき)という

対照的な大きな岬が土佐湾を囲むように太平洋に突き出ています


高知県西南地域、土佐清水にある足摺岬は

まさに断崖を潮で洗うがごとく、男性的な景色で有名ですが

かたや室戸岬は車で通ると「どこが岬?」と思うような柔らかな海岸線

これは海岸が隆起してできた「海岸段丘」という地質のため、

と確か中学の地理で習ったような・・・

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近年ジオパークにも選ばれたように室戸の成り立ちと地質・形状の面白さは

高知県でも群を抜いています



かつての南海地震の時には、沈降・隆起を繰り返し

岩がぐにゃっと曲がってしまうほどの圧力をうけた証拠もあり

常緑広葉樹に囲まれた亜熱帯の植生を見ながらの

散策は時を忘れるたのしさ!!


まさに「地質マニア」には堪えられない聖地です

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岩にへばりつくように生えた木、室戸岬の奇岩「えぼし岩」遊歩道を歩く人と比べても大きい



(室戸岬散策その2へ続く)



ラベル:室戸市
posted by オーナロ at 09:00| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 高知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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