2004年07月29日

らもチュ〜!

作家の中島らもさんが死んでしまった。(享年52才)早すぎる最期が惜しまれてならない(合掌)

家族全員でらもさんの本を愛読し、劇団リリパットアーミーの『秘天閣』を見たときには「ナマステー」という挨拶が家庭内ブームになったほどの、自称『らもファン』の我が家は、一報を聞いた時にはシ〜ンとしてしまった。

「7月21日に転倒した」と言うニュースをYahoo Headlineで見たときは「またかいな、らりっていたのと違う?」などと、家族で笑っていたものだ。それがこんな最期になろうとは・・・。

少し前にNHKで、らもさんと奥様との生活を特集していた(いかにしてアル中(ヤク中)から立ち直ったかという内容だったと思う)のだが、そのときのらもさんは、まるでおじいさんのような印象だった。

らもさんはあまり動きのない身体を、だるそうに支え、もうペンを持つ力もないのかどうか、奥様が口述筆記のような方法で、文章を代筆していたのがとても記憶に残っている。

そのとき、薬やアルコールがいかにらもさんの身体を蝕んでいたか、と実感してぞっとした。まだ、らもさんが50才くらいだったろうか・・・。

ニュースを聞いてから、BOOK OFFへ飛んで行き、そこいらにある「らも本」を買いあさってきた。そこには軽妙な「らも節」が、のらりくらりと生きていた。

『夢見るごもくごはん』(中島らも事務所)に、「この前、易者に見てもらったら、53才で大きな賞をもらうような作品を書く、といわれた。その後は安泰だ」という話が書かれてあったが、残念ながら53才を待たずして、逝ってしまった。

せっかく大作を書く予定だったのに(笑)


この夏は、思いもよらぬ読書月間になりそうだ。

     文庫本

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posted by オーナロ at 09:36| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 中島らもさん、今年4月のトークライブに行って。
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Tracked: 2004-07-30 01:10

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