2006年08月08日

アメリカ滞在5日目-視察その1

2006年8月8日−その1−

バークレーのオゾンいっぱいの空気の中で目覚め、
Yokoさんが用意してくださったスムージーをゴクリ!

朝から陽光をたんまり浴びて、清々しい気分で滞在5日目を迎えました。

ここにはマレーネという何ともステキなお名前の猫がいます。
ロンゲの尻尾を揺らしながら歩く姿は、本当に優雅そのもの。

mare.jpg 

猫好きな私は、そのマレーネちゃんの気を惹こうといろんな事を試みるのですが、
やっぱ言葉の壁かなぁ…、なかなか懐いてくれなくて残念でした(涙)

マレーネちゃんは斜面に沿って建つYoko邸の台所のドアから、
バークレー湾を見渡せる丘に座って、のんびりとヘアのお手入れ。

このあたりの丘には鹿や小動物が沢山いるとか…
まるでディズニーの世界ですね。猫も楽しいだろうなぁ(笑)

freeway-2.jpg

freeway-1.jpg

今日はいよいよお店の視察です。

まずはサンフランシスコから北へ50マイルほどのSebastopolへ。
ギフトショーで初めて私達の製品を買ってくださったお店「Many Rivers」を尋ねるのが目的。

SebastopolはYokoさんも初めてで、Yahoo mapで道順をプリントアウトし、
「はい、これでナビゲートしてね」と渡されました
(もちろんディレクション全部英語:汗!)


フリーウェイを進むうちは快適だったのですが、
牧場沿いの一般道路に入ったらお店や大きな建物もほとんどなく、
一体どこを走っているのかさっぱりわからない。

sebas-1.jpg

迷っているのかいないのか、
とにかくmapを信じて農場端の道を30分ほど進むと小奇麗な街にでました。

「おお!ここがSebastopolか…」

5分で抜けられるダウンタウンを行ったり来たりしながら、
Many Riversを探すこと約10分、ありました!ありました!

小さいけれど凝った看板、店内に入るとあの展示会にいらっしゃった
とても温和な表情の思慮深そうなご主人が笑顔で迎えてくれました。

manyrivers.jpg


店内は10坪程ながら、スピリチュアル関連のセレクトブックショップという感じ。
芸術・宗教・ヒーリング・ライフスタイル・武道・茶道などありとあらゆる本が、
子供向けから大学の教科書のような本まで…

ふと横を見ると、お香や仏具(なんと独鈷まで)日本茶の食器まである!
BEEHOUSEのTEAPOTもおいてありました。

入り口にはカードスタンドがあり「おぉ、ここに並ぶのか…」と感慨もひとしお。
書道で描かれたカードなど、和洋問わず静かなデザインのものが並び、
(書道のカードに“Brush Dance”と書かれていたのは新鮮な驚きでした)
ここにもご主人のセレクトが生きていました。

日本ではこういった本のセレクトショップはなかなか見つかりませんね。
でもきっとこれからの本屋さんは、こうあるべき、という気がします。



店内を見ているうちにちょうどお昼になりました。
おしゃべりも穏やかで知性あふれるステキな店主から
街でオススメのレストランを教えてもらい、お別れしました。

sebas-4.jpg

<K&L bistro>

それは小さなダウンタウンの中ほどにあるK&Lビストロ
落ち着いたかわいいお店で
地元の方らしい身奇麗なおばちゃんおじさんたちでいっぱい。

その人たちの立ち居振る舞いをみていると「いい街なのだな」と実感。

lunch.jpg

昼から(またか!?失礼)グラスワインを頼み、
(だってこのあたりはアメリカ隋一のワインの産地ですから)
すごくバリュームのあるランチをシェアして、
いつまでも続くおばちゃんたちの幸せなおしゃべりを
BGMにお昼を楽しみました。

アメリカに来て思うのは、みんなが食事(特に夕食)を楽しんでいること。

そう「食事を楽しむ」という言葉がぴったりです。

食欲を満たすことのみでなく、あたふたせず、
いっぱいおしゃべりをしながら、
目にも楽しい食事を時間をかけて食べる!

老いも若きも、富める者もそうでないものも。

この光景をずっと見続けてきました。

こうした1日を一つ一つ楽しむこと、それが人生だ!って感じ。


見習わなきゃ、ね。
日本人はあまりにも余裕がなさすぎる…

楽しもう!食事と人生を










ラベル:和紙 アメリカ
posted by オーナロ at 00:00| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 土佐和紙アメリカ出品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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