2006年10月16日

四国カルスト

このところの秋晴れは「行楽日和」というにふさわしい素晴らしい天気。

そこで10月15日にドライブがてら、四国山脈の西部に位置する「四国カルスト」の大野ヶ原⇒地芳峠⇒姫鶴平⇒天狗高原へと出かけました。

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四国カルストは、山口の秋吉台のようなカルスト台地が山頂に何キロにも渡ってつづく壮大な風景が楽しめます。

昨日は高知県津野町側の天狗高原で「もみじ祭り」が行われていたので、混雑を避けて梼原町地芳峠から登ることにしました。高知市から2時間ちょっとで行けるでしょうか?

梼原の地理に詳しくない方には、工事中も多くこの国道440号ルートは今おススメできませんが、高知県側から愛媛県野村町の大野ヶ原へは最短ルート。
また津野町や梼原町から大規模林道で行くのも素晴らしい景色が堪能できます!


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壁のように切り立った山脈を九十九折に登っていき、カルスト台地の様相が手に取るように見え始めると、ラジオを1575kHzに切り替えます。
するとAFN(American Forces Network:米軍放送)がぐんぐん入って来るようになります。昔の人には「FEN」と言ったほうが判りやすいですね(笑)ここでは、山口県岩国基地からの放送が、バリバリ入ります。

カルストの開墾された牧場風景は、四国とは思えない壮大な風景で、このルートをAFNでカントリーを流しながらドライブすると、ホントに気分はアメリカ♪

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「これじゃ、ゲイのカウボーイが居そうだ」とダンナに言われましたが、実はBrokeback Mountainを見たからこそ、この風景に会いたくなったのですね(笑)あの映画の壮大な風景には及びませんが、大自然の中では実に謙虚な気持ちになれます。

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この平和な風景とは裏腹にAFNの定時ニュース(定時ごとに5分間のニュースが入ります)を聞くと話題の中心は北朝鮮問題で、いつ戦争が始まるかわからないような時が来ているのを改めて実感・・・

普段は米軍に守られていると実感していなくても「何かあれば米軍がなんとかしてくれるではないか」と安心しきっている・・・そのことをリアルに感じた午後でした。

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時間不足で大野ヶ原近辺のブナの原生林にはいけませんでしたが、リフレッシュして山を降りてくることが出来ました。

四国カルストを私達はいつもリトル・アメリカ風に楽しんでいます。


posted by オーナロ at 09:51| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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