2006年08月07日

SFIGF3日目-その2

2006年8月7日ーその2−

少し早めに会場を後にして、バークレーのYoko邸に向かう前に
サンフランシスコ市内の紙・文具店を見て回ることにした。

サンプランシスコ内でも大きくて
カード類がたくさん揃っていると評判の「FLAX Art&Design」へと足を伸ばした。


SF807-FLAX.jpg

すごい数のカードとクラフト・ラッピング紙。

和紙もたくさんあるが、よく見ると千代紙以外は東南アジア製だ
鮮やかな色彩と粗い繊維からなる面白みのある非木材紙。

この価格帯と色・デザインが受け入れられるのか・・・と少し愕然とした。
ぱっと見よさそうだが、日本だと100円均一コーナーの紙だ。

この紙たちとケンカをするには、価格が全然折り合わない。
まったく別の要素とマーケットを目指すしかないと納得。

しかしカード類は実にボリュームある製品構成。

安いものから結構高級品まで、
デザインも子供ダマシ(?)から技巧を凝らしたモノ、
非常にクールなものまで。

カードの選択肢の広さから、日本とは違うボリュームのある文化を実感。
サンプルにカードをたくさん購入した。


SF807-11.jpg

次に向かったのはUnion Streetの「KOZO Art」

それより何より、Union Streetまでの道すがらの景色が美しい。

これがサンフランシスコだーーっ!と言わんばかりの坂の上からの絶景。
湾を挟んでバークレー側が見え、海には何艘ものヨットがすべるように進む。

このあたりは指折りの高級住宅街らしいが、
毎日この景色が見られるなんて最高の幸せだと思う。

いいなぁ。


SF807-KOZO.jpg


KOZO ArtのあるUnion近辺は、
日本なら横浜・元町あたりかと思わせるたたずまい。
小さいながらもおしゃれなセレクトショップが立ち並び、
たくさんの人が道路に面したカフェでお茶を飲んで午後を楽しんでいた。

KOZO ARTのバイヤーは会場に訪れて貴重なご意見をたくさん頂いた。
日本の和紙を製本してアルバムやノートのようなオリジナル商品を作られている。

小さな店内にはいると、バイヤーさんが覚えてくださっていて
「Hi!」と声を掛けてくれた。

実際千代紙の平版紙とアルバムを展示しているだけ。
こぎれいな店内だが、これで商売が成り立っていくのか・・・(失礼)
と不思議な感じさえした。

じっくりと店内を見せてもらい、帰りには端切れの紙セットまでお土産にくださった。どうも中国系の方のようだ、とてもいい人だ。



さぁ、バークレーに向かう時が来た。

バイバイ!サンフランシスコ。今度はもっとゆっくり滞在しよう。
ケーブルカーにも乗ってみよう。


(前に来たときも乗れていなので、実に残念で後ろ髪を引かれる思い)



posted by オーナロ at 00:00| 高知 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 土佐和紙アメリカ出品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
個性的なクラフト屋さんがあるんですね。
私もカードや手作りグッズを見るのが好きなので
お店を探してるところなのですが
ロス方面でご存知なお店ってありますか?
Posted by SHoKo at 2006年10月05日 12:22
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