気候もよく半袖すがたで海岸線をゆるりと巡ってみました。
まずは漫画「土佐の一本釣り」で有名になった中土佐町・久礼(なかとさちょうくれ)。
この春、高知自動車道が久礼インターまでつながり、ますます近くなったこともあり、
たいへんな人出です。
ポカポカと明るい日差しの中、久礼八幡宮前の海岸駐車場に車を停めて、
地元海産物がもりだくさんの大正町市場まで散策。

沖に見える双名島を背景に漁船が港に入ってきました


「姿寿司」(すがたずし)は高知の名物のひとつですが、
こんな勇壮な看板はみたことがない、実にカッコイイです!
市場の中では「サメ」をまるごと売ってました。
何に使うんだろうか?誰が買うんだろうか?

「うつぼ」に「マンボ」(まんぼう)、さすがのレア食材の数々。
「マンボ」は食したことがありませんが(煮付けたら美味しいらしい)、
「うつぼ」はから揚げにしてよし、タタキにしてよし、なかなかイケます!
高知に来たらぜひ一度食べてみてください。

岩ガキやさざえもてんこ盛りで。
市場の中にはこうした海産物を食べさせてくれる食堂もあります。
つぎは黒潮町大方海岸(くろしおちょうおおがたかいがん)に。
黒潮町も同じく鰹の一本釣りで有名ですが、今回はサーファーが集う海岸に行きました。

みわたす限り一面にひろがる「らっきょう畑」、その向こうには太平洋。
かわいい花が咲く頃には「らっきょうの花見」ができるとか・・・
そうでなくても地平線までのらっきょう畑はニッポンとは思えない不思議な景色。

陽光まぶしい中、波の音だけが永遠に続く。この海岸にTシャツアートが並びます。
数十人のサーファーが技を競いあっているのを
ぼーっとしながら何時間も見ていたい、そんな気持ちになりました。