どろめ、とはイワシの稚魚。チリメンジャコになるのは湯がかれてから。
すなわちその前の新鮮な状態を、高知では『どろめ』と言って量販店でも売られているお酒の肴。
そのどろめが良く獲れる赤岡海岸で、酒造会社がはじめた宴会が元になったお祭りと聞きましたが・・・
さてもさても、海岸には舞台が設えられ、海岸は一面の宴会場と化し、
そこに沢山の屋台も繰り出して大人も子供もたんとお祭りを楽しんでいる、
白昼堂々の大宴会場といった様子。すごい人・人・ひとの中をかき分けて・・・
今年のどろめ祭りはとにかくいいお天気で、
海岸を背にした舞台ではザバーーンと寄せる波に負けないほどの賑やかさ。
どろめ祭りといえば一升のお酒をぐいぐい呑み干す『大杯飲み干し』が有名ですが、
そのほかにも有名歌手がステージで熱唱したり、いろんなお楽しみ企画があるのですね。
今年は赴任地が香南市になった夫が『白浪五人男』に扮すると聞いて、初めてお祭りにお邪魔しました。
・・・が、残念ながら当日早朝から仕事が入っていた私は肝心の舞台に間に合わず、
晴れ姿(?)は見る事が出来ませんでしたが、赤星十三郎に扮した姿はみることが出来ました。
そして控え室になっていた赤岡の『弁天座』に向いました。
なかなか素晴らしい芝居小屋です。
そう、今年は高知銀行の香南市の支店勤務の面々が白浪を演じました。
赤岡のみなさま、いかがだったでしょうか?
また、赤岡にはこんな立派な着物やかつら、それに演技指導なさる先生方や
床山さん(美容師さん)もいらっしゃるのですね~。本当にお世話になりました。
ここは昔、市民の憩いの場、銭湯だった建物のようですね。
高知にもこんな素晴らしいところがあったのか・・・としばし遠足の子供気分で
写真を撮らせていただきました。
向いには絵師金蔵の絵がみられる『絵金蔵』。
高知東部の文化スポットですね。すばらしかったです。
さて、舞台が終り着替えた彼らは、その後『どろめ祭り』でたんとお酒を飲んだようです。
高知のお祭りですね~。めでたし・めでたし。
うちのページに来ていただき、ありがとうございました。
白浪五人男、とてもよかったですよーー!
練習しているところからの変化が、とても素敵です。一生懸命練習されてましたもん!
お疲れ様でした!
四月に配属になったばかりでしたので、早速休みの日に始まった『白浪』の練習には驚きましたが、休みの日に通っただけのことはありました。
化粧もかつらもホンモノのようで、誰が誰だかわからない状態。
こんなに本格的とは思わなかったですもん。
本人もちょっと役者気分で、楽しかったようですよ。
得がたい経験でしたね〜。楽しみました。